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米銀、第1四半期は79.5%増益 地銀破綻関連の負担金減少で

ロイター / 2024年5月30日 9時42分

 5月29日、米連邦預金保険公社(FDIC)によると、米銀行部門は2024年第1・四半期に利益が79.5%増加し642億ドルとなった。写真はFDICのロゴ。2011年2月、ワシントンで撮影(2024年 ロイター/Jason Reed)

Pete Schroeder

[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)によると、米銀行部門は2024年第1・四半期に利益が79.5%増加し642億ドルとなった。昨年春の地銀破綻時の全額預金保護でかかった費用を穴埋めするため、FDICが大手銀に課した負担金が大幅に減少したことが増益の主因になった。

昨年終盤の収益圧迫要因だった負担金が減少したほか、非金利収入が増加し、貸倒引当金が減少したことも好決算につながった。

FDICによると、銀行の非金利費用は225億ドル減少。この半分以上は負担金の減少が占めた。

FDICによると、資産の質に関する指標は総じて良好だったが、クレジットカードと商業用不動産(CRE)関連資産は悪化がみられた。とりわけ、CRE向けローンの90日以上の延滞率が1.59%と、2013年第4・四半期以来の高水準となった。

「問題銀行リスト」は52行から63行に増加。問題銀行は銀行全体の1.4%を占めているが、FDICは通常の範囲内とした。

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