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米中古住宅仮契約指数、4月は3年ぶりの大幅低下 金利上昇が重し

ロイター / 2024年5月31日 1時42分

全米リアルター協会(NAR)が30日発表した4月の中古住宅販売仮契約指数は前月比7.7%低下の72.3と、2021年2月以来約3年ぶりの大幅低下となった。2021年5月撮影(2024年 ロイター/Octavio Jones/File Photo)

[30日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が30日発表した4月の中古住宅販売仮契約指数は前月比7.7%低下の72.3と、2021年2月以来約3年ぶりの大幅低下となった。3月は78.3だった。住宅ローン金利の上昇が住宅市場の重しとなっていることが示唆された。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「市場に出回る住宅在庫は増えているにもかかわらず、4月に金利が上昇した影響で住宅購入意欲が減退した」と指摘。「ただ、連邦準備制理事会(FRB)が年後半に実施するとみられる利下げにより、住宅購入のしやすさが改善し、供給増とともに状況は改善するはずだ」と述べた。

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