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トランプ氏に有罪評決、全34罪状 不倫口止め料裁判

ロイター / 2024年5月31日 7時54分

トランプ前米大統領(写真)が不倫口止め料を不正に会計処理したとされる事件で、ニューヨーク州地裁の陪審は30日、トランプ氏に有罪の評決を下した。 (2024年 ロイター/JUSTIN LANE)

Luc Cohen Jack Queen Andy Sullivan

[ニューヨーク 30日 ロイター] - トランプ前米大統領が不倫口止め料を不正に会計処理したとされる事件で、ニューヨーク州地裁の陪審員は30日、トランプ氏に有罪の評決を下した。米国の大統領経験者に対する有罪評決は初めてとなる。

陪審は2日間の評議の末、34件の罪状全てで有罪と判断した。

地裁の判事は7月11日に量刑を言い渡すと決定した。同月15日に開幕する共和党全国大会ではトランプ氏が党の大統領候補に正式に指名される見通し。

トランプ氏は評決後、記者団に「腐敗し矛盾した判事による不正な裁判だ」と強調。11月5日の大統領選で「国民による本当の判決が下される」と述べた。

トランプ氏には最長4年の禁錮刑が科せられる可能性があるが、同様のケースには通常これより短い禁錮刑あるいは罰金、保護観察が言い渡される。トランプ氏は収監されても選挙活動を続行でき、大統領選に勝利した場合は就任が可能。

バイデン大統領の選挙陣営は評決について、法を超越する存在はいないことが示されたと指摘。トランプ氏が大統領選に出馬することはなお可能とした上で、「(トランプ氏)を大統領執務室に入れさせないために唯一残っている方法は投票だ」と訴えた。

トランプ氏は2016年の大統領選直前、同氏と性的関係を持ったと主張するポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに口止め料として13万ドルを支払い、帳簿上は「法務費用」と偽って処理した罪に問われ、無罪を主張していた。5週間にわたる審理ではダニエルズさんとトランプ氏の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏が証言した。

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