米加州の山火事拡大、州史上6番目の規模に 消火活動続く

　米カリフォルニア州北部で７月２４日に発生した山火事が州史上６番目の規模に拡大しており、２９日も数千人の消防隊員が消火活動に当たった。写真は火災現場で２８日撮影（２０２４年　ロイター/Fred Greaves）

Brendan O'Brien

[２９日 ロイター] - 米カリフォルニア州北部で２４日に発生した山火事が州史上６番目の規模に拡大しており、２９日も数千人の消防隊員が消火活動に当たった。

延焼面積は２９日時点で３６万８０００エーカー（１４万８９２４ヘクタール）。州消防当局によると、サンフランシスコの北東約２９０キロの森林地帯に広がっている。

これまでに１００棟以上の建物が消失したほか、複数の地域に避難命令や警告が出されている。

２９日は約４８００人の消防隊員が出動。当局者は火事の規模が大きいことから依然として厳しい活動が続くと述べたが、過去数日に比べて天候が改善していることが支援になっているという。

この山火事を巡っては、燃えている車を２４日に渓谷に落とし、火事を引き起こした疑いで２５日に男が逮捕された。