ベイルート発着航空便、欠航相次ぐ 情勢緊迫化で

レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルの緊張が高まる中、レバノンの首都ベイルートを発着する航空便の欠航が相次いでいる。レバノンの国際空港で２９日撮影。（2024年　ロイター/Emilie Madi）

[３０日 ロイター] - レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルの緊張が高まる中、レバノンの首都ベイルートを発着する航空便の欠航が相次いでいる。

ギリシャのエーゲ航空とドイツのコンドル航空は３０日、ベイルート行きの便を欠航。エーゲ航空は今月いっぱいベイルート便を欠航とする。コンドル航空は３０日のデュッセルドルフ発ベイルート行きの便を欠航した。

エールフランスとルフトハンザ・グループも２９日に欠航を発表。他の航空会社も一部の便の運航見合わせ・遅延・欠航といった措置を取っている。

イスラエルが占領するゴラン高原では２７日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む１２人が死亡した。イスラエルはヒズボラによる攻撃だと非難したが、ヒズボラは否定している。