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アックマン氏の新ファンド、最終的な調達規模は約20億ドルに

ロイター / 2024年7月31日 7時39分

7月30日、 米著名投資家でヘッジファンド運用者のビル・アックマン氏(写真)は、米国で新規上場するクローズドエンド型ファンド「パーシング・スクエアUSA」について、最終的な資金調達規模が約20億ドルになると明らかにした。ラスベガスで2017年5月撮影(2024年 ロイター/Richard Brian)

Svea Herbst-Bayliss Niket Nishant

[30日 ロイター] - 米著名投資家でヘッジファンド運用者のビル・アックマン氏は30日、米国で新規上場するクローズドエンド型ファンド「パーシング・スクエアUSA」について、最終的な資金調達規模が約20億ドルになると明らかにした。

パーシング・スクエアUSAは1口当たり50ドルで、最大4000万口を売り出す方針。事情に詳しい関係者の話では、PSUSのシンボルで8月6日からニューヨーク証券取引所で取引される見通しだ。

約20億ドルというのは、クローズドエンド型ファンドの規模としてそれなりに大きい。しかも業界データによると、同ファンドは昨年新規組成がなく、2022年もわずか6本が設立されただけだった。

ただアックマン氏が2月にこの上場計画を発表していた時点で想定していた調達額の250億ドルを大幅に下回ることになる。

先週までにクローズドエンド型ファンドに対する投資家の警戒感が強いことを認識した同氏は24日、調達額を25億─40億ドルにする予定だと説明していた。

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