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メタの大規模言語モデル、GSや野村などが利用企業に

ロイター / 2024年8月30日 12時45分

米メタは29日、生成人工知能(AI)の基盤技術となる同社の大規模言語モデル「Llama(ラマ)」について、ゴールドマン・サックスやAT&T、野村ホールディングス、ドアダッシュ、アクセンチュアといった企業が顧客サービスや文書見直し、コンピューターコード作成などに利用していると明らかにした。写真はラマのイラストロゴで5月に撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Katie Paul

[ニューヨーク 29日] - 米メタは29日、生成人工知能(AI)の基盤技術となる同社の大規模言語モデル「Llama(ラマ)」について、ゴールドマン・サックスやAT&T、野村ホールディングス、ドアダッシュ、アクセンチュアといった企業が顧客サービスや文書見直し、コンピューターコード作成などに利用していると明らかにした。

ラマシリーズは大半が無料で、メタが昨年公開を開始して以来のダウンロード総数は約3億5000万回に達している。7月終盤に最新版のラマ3を公開した時点の3億回からさらに増えた形だ。

メタによると、アマゾンウェブサービス(AWS)やマイクロソフトのアジュールといったクラウドサービス経由の利用も増加し、5月から7月の間で2倍余りに膨らんだ。

同社を含めたIT大手はAI分野に多額の資金を投入しているが、投資家の間からはAIの普及がどこまで進むのか、各社の投資にどれほどの見返りが期待できるのかという点で懐疑的な声も出ている。

こうした中でメタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先月に「ラマが業界標準になる道は、常に競争力と効率性を持ち、次々に新たな世代を公開していくことだ」と記した。

大規模言語モデルに関しては、一定の論理的な作業がなお困難なことや、事実誤認をしがちなことから、事業用の採用が限られるという面がある。

ただメタは、幾つかの大手企業がラマを導入しつつあることで、その有用性とオープンAIなどの他社の有料モデルに対する競争力が裏付けられたと指摘している。

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