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トランプ氏陣営と衝突の国立墓地職員、陸軍が擁護

ロイター / 2024年8月30日 13時46分

米共和党の大統領候補、トランプ前大統領が今週、アーリントン国立墓地を訪れた際に、陣営スタッフが墓地職員とトラブルになった問題を巡り米陸軍は29日、職員はプロとして行動したとして擁護した。写真はアーリントン国立墓地で23日撮影(2024年 ロイター/Daniel Becerril)

Idrees Ali

[ワシントン 29日 ロイター] - 米共和党の大統領候補、トランプ前大統領が今週、アーリントン国立墓地を訪れた際に、陣営スタッフが墓地職員とトラブルになった問題を巡って、米陸軍は29日、職員はプロとして行動したとして擁護した。

軍が政治的な事柄についてコメントすることはまれ。

トランプ氏は26日に同墓地で、2021年のアフガニスタン撤退時に死亡した米兵13人を追悼する行事に参加。戦没者らが葬られているセクション60と呼ばれる区画を訪れた。

連邦法や国防総省の指針では、同区画での政治活動は禁じられているが、トランプ氏の陣営は動画を撮影し、広告に利用した。スタッフが撮影するのを墓地職員が止めようとして、口論になるなどしたという。

陸軍は「規則を忠実に守ろうとした墓地職員は、突然突き飛ばされた。職員とそのプロ意識が不当に攻撃されたことは遺憾だ」とした。

トランプ氏は29日、ミシガン州での演説で、アフガンで死亡した軍人の家族から、墓地に行って一緒に写真を撮ってほしいと頼まれたと説明した。

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