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米国株式市場=上昇、ダウ最高値 物価指標受けアマゾンなどに買い

ロイター / 2024年8月31日 6時8分

米国株式市場は上昇し、ダウ工業株30種は前日に続き終値ベースで最高値を更新した。2019年9月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、ダウ工業株30種は前日に続き終値ベースで最高値を更新した。米個人消費支出(PCE)価格指数を受け、大幅利下げ観測が後退したことで、アマゾン・ドット・コムやテスラなどに買いが入った。ただ、3連休を控え商いは薄かった。

商務省発表のた7月のPCE価格指数は、前年比2.5%上昇し、前月と変わらずだった。

ニューエッジ・ウェルスの最高投資責任者(CIO)キャメロン・ドーソン氏は「米経済のソフトランディング(軟着陸)の兆候が改めて示された」とし、「冷え込みもなく、過熱もない『ゴルディロックス』的な適度な状況で、市場はまさに望んでいたものを手に入れた」としている。

CMEフェドウオッチによると、米連邦準備理事会(FRB)は9月の会合で0.25%ポイントの利下げを決定するとの予想が大勢。PCE価格指数を受け、0.5%ポイントの利下げの確率は一段と低下した。

この日はS&P500の全11セクターが上昇。

月初からの上昇率は、S&P総合500種が2.3%、ダウ工業株30種が1.8%、ナスダック総合が0.6%。

個別銘柄では、アマゾンとテスラがそれぞれ3%強上昇。

半導体大手エヌビディアは1.5%高。28日に発表した決算を受け、29日の取引では6.4%下落していた。

エヌビディアと共にAI(人工知能)関連銘柄と見なされるデル・テクノロジーズは4.3%高。デルは前日、通年の売上高・利益見通しを上方修正した。

半導体大手インテルは約10%高。合併などを含む選択肢を検討していると伝わったことが買い材料となった。

S&P500構成銘柄では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を6.6対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は112億株。直近20営業日の平均は114億株。

米株式市場は9月2日はレイバーデーのため休場となる。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41563.08 +228.03 +0.55 41366.1 41585.2 41145.8

6 1 5

前営業日終値 41335.05

ナスダック総合 17713.62 +197.19 +1.13 17650.4 17720.3 17498.7

9 8 9

前営業日終値 17516.43

S&P総合500種 5648.40 +56.44 +1.01 5612.74 5651.37 5581.79

前営業日終値 5591.96

ダウ輸送株20種 16043.85 +174.92 +1.10

ダウ公共株15種 1020.86 +6.06 +0.60

フィラデルフィア半導体 5158.82 +129.57 +2.58

VIX指数 14.99 -0.66 -4.22

S&P一般消費財 1500.16 +28.32 +1.92

S&P素材 593.39 +6.01 +1.02

S&P工業 1110.78 +12.20 +1.11

S&P主要消費財 882.60 +6.47 +0.74

S&P金融 759.21 +7.10 +0.94

S&P不動産 272.90 +2.64 +0.98

S&Pエネルギー 695.86 +1.84 +0.27

S&Pヘルスケア 1829.71 +13.22 +0.73

S&P通信サービス 300.95 +2.44 +0.82

S&P情報技術 4298.51 +45.21 +1.06

S&P公益事業 385.51 +2.34 +0.61

NYSE出来高 16.84億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 39015 + 305 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38990 + 280 大阪比

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