ネパール、豪雨被害で死者150人超 学校を3日間閉鎖

　ネパール当局は９月２９日、全土で２日間続いた豪雨による地滑りと洪水で死者１５１人と行方不明者５６人が出ている事態を受け、学校を３日間閉鎖したと発表した。同日、カトマンズで撮影（２０２４年　ロイター/Navesh Chitrakar）

Gopal Sharma

[カトマンズ ２９日 ロイター] - ネパール当局は２９日、全土で２日間続いた豪雨による地滑りと洪水で死者１５１人と行方不明者５６人が出ている事態を受け、学校を３日間閉鎖したと発表した。

首都のあるカトマンズ渓谷では３７人の死亡が記録され、洪水により交通や一般の生活が停止している。

当局は、豪雨の被害を受けた大学や学校は修繕が必要とし、教育省報道官はロイターに「関係当局に被災地の学校を３日間閉鎖するよう求めた」と述べた。

専門家によると、首都の一部で３２０ミリを超える雨量が記録され、バグマティ川が危険水位を２．２メートル上回った。