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イラク駐留連合軍の任務終了へ、25年9月 米は2国間協力に移行

ロイター / 2024年9月30日 11時45分

 9月27日、米国とイラクは、イラクに駐留する米主導の連合軍が2025年9月までに任務を終了し、2国間の安全保障パートナーシップに移行すると発表した。写真は米ニューヨーク州で2014年3月撮影(2024 ロイター/Brendan McDermid)

[27日 ロイター] - 米国とイラクは27日、イラクに駐留する米主導の連合軍が2025年9月までに任務を終了し、2国間の安全保障パートナーシップに移行すると発表した。

米軍は過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のために14年に結成された連合軍の一環としてイラクに約2500人、隣国シリアに約900人を配置している。

両国の共同発表文ではイラクから何人の米軍兵士が撤退するのかや、どの基地から撤収するかなどの説明はなかった。

米政府高官は記者向けブリーフィングで「これは撤退ではなく移行だと強調したい」と述べた。

イラクのスダニ首相はこれまで、米軍兵士の支援に謝意を示しながらも、駐留米兵が頻繁に攻撃の標的になり、イラク政府と協調せずに反撃することも多いため、不安定要因になっているとの見解を示してきた。1月に米政府と移行に関する協議を開始していた。

ロイターはこれまでに、連合軍が25年9月までにイラク西部アンバル州のアインアルアサド空軍基地から撤収し、バグダッドでの駐留規模を大幅に縮小、北部クルディスタン地域エルビルでの駐留は26年末ごろまで続けると報じている。

政府当局者は記者団に、シリアの米軍駐留は継続すると述べた。

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