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訂正-バイトダンス、ファーウェイ製半導体で新AIモデル計画=情報筋

ロイター / 2024年9月30日 19時38分

 9月30日、中国のIT大手、字節跳動(バイトダンス)が、競合相手である華為技術(ファーウェイ)の半導体を使って人工知能(AI)モデルを開発する計画であることが関係筋の話で明らかになった。写真はバイトダンスのロゴ。昨年7月、上海で撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

(原文の訂正により7段落目の広報担当者の所属先を「TikTok」から「バイトダンス」に修正します)

[30日 ロイター] - 中国のIT大手、字節跳動(バイトダンス)が、競合相手である華為技術(ファーウェイ)の半導体を使って人工知能(AI)モデルを開発する計画であることが関係筋の話で明らかになった。

米国が2022年から高度なAI用半導体の対中輸出を制限したため、バイトダンスは国内メーカーからの購入や自社開発など、調達を多角化させてきた。

関係筋はファーウェイの半導体「アセンド910B」を使って大規模な言語AIモデルを訓練することが次の段階だと述べた。バイトダンスは計算負荷が小さい推論タスクに主にアセンド910Bを使用しているという。

別の関係者は、同社は新しいAIモデルを計画しているが、ファーウェイの半導体を使うかどうかは言えないとした。

AIモデルの訓練ははるかに負荷が高く、膨大な量のデータを必要とするため、米エヌビディアのプレミアム画像処理半導体(GPU)のような超高性能半導体を使用する必要がある。

関係者の一人は、計算パラメーターで測定した新AIモデルの性能や複雑さは、バイトダンスの既存のAIモデル「Doubao」よりも劣るだろうと話した。

バイトダンス(訂正)の広報担当者マイケル・ヒューズ氏は、「ここでの前提は全て間違っている。新しいモデルは開発されていない」と述べた。

<供給不足>

関係者によると、バイトダンスは今年アセンド910Bを10万個以上発注したが、7月時点で3万個未満しか受け取っていない。

半導体の供給が制限されている上に、中国で入手できる米エヌビディア製の半導体に比べて計算能力が限られるため、バイトダンスは新モデルのスケジュールを設定することができないと話した。

バイトダンスはAIに力を入れるようになったことで、ファーウェイ製半導体の最大口顧客の一つになり、またエヌビディアが中国で販売できるようにしたAI半導体「H20」の最大の買い手でもあるという。

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