米ペイパル、第4四半期の売上高予想低調 株価下落
ロイター / 2024年10月30日 9時57分
10月29日、米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスが明らかにした第4・四半期の売上高見通しは、市場予想を下回った。写真は同社のロゴ。2021年9月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
Niket Nishant Manya Saini
[29日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスが29日明らかにした第4・四半期の売上高見通しは、市場予想を下回った。これを受けて株価は一時5%下落した。
昨年就任したアレックス・クリス最高経営責任者(CEO)は、人員削減や自動化および人工知能(AI)への投資拡大によるコスト削減を推進してきた。
ジェイミー・ミラー最高財務責任者(CFO)は決算後のアナリスト電話会議で「変革には時間がかかり、まだ前途は多難だが、既に強固な基盤の上で着実に前進している」と強調した。
同社は決済技術を企業に提供するブレインツリーのような利益率の低い部門の成長を緩やかにする一方で、ブランドチェックアウトのような収益率が高い分野に注力している。
第4・四半期の売上高は「1桁台前半」の伸びを見込んでいる。LSEGがまとめたアナリスト予想は5.4%増。
第3・四半期の売上高は6%増の78億5000万ドルで、予想の78億9000万ドルには届かなかった。ただ、2024年の利益見通しを上方修正した。見通し引き上げは今年3度目となる。
第3・四半期の調整後利益は14%増の12億3000万ドル。1株当たり利益は1.20ドル。前年同期は98セントだった。
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