原油先物は小反発、米原油在庫減少受け下げ一服

　１０月３０日、アジア時間の原油先物は小反発。米原油・ガソリン在庫が予想外に減少したことを受け、過去２日間の下げから安定化した。写真は２０２２年５月、米ニューヨークで撮影（２０２４年　ロイター/Brendan McDermid）

Laila Kearney

[３０日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小反発。米原油・ガソリン在庫が予想外に減少したことを受け、過去２日間の下げから安定化した。

０００２ＧＭＴ（日本時間午前９時０２分）時点で、北海ブレント先物は０．２１ドル（０．３％）高の１バレル＝７１．３３ドル、米ＷＴＩ先物は０．２２ドル（０．３％）高の６７．４３ドル。

市場筋によると、米石油協会（ＡＰＩ）の週間統計（２５日までの週）では原油在庫が５７万３０００バレル、ガソリン在庫は２８万２０００バレル、それぞれ減少した。

ロイターがまとめたアナリスト９人の予想では原油在庫は２２００万バレル増だった。

原油価格は過去２日間には中東情勢の緊張緩和見通しを受けて６％超下落していた。