ウクライナ戦場に北朝鮮軍の一部派遣か、韓国国防情報本部が分析

Jack Kim

[ソウル ３０日 ロイター] - 韓国国防情報本部（ＤＩＡ）は議会に対し、北朝鮮軍の一部がウクライナの戦場に派遣された可能性があるとの分析を示したが、明確な情報はまだ得ていないと説明した。

韓国国会のイ・スングォン議員は非公開の議会公聴会を受け、ウクライナ戦争の前線には北朝鮮軍将校がいるとし、ロシアを支援するために兵器と共に派遣された先遣部隊の一員である可能性が高いと記者団に明らかにした。

現在戦場への投入に備えている部隊は、ドローン（無人機）戦の訓練を受けていないため、大きな犠牲を出す可能性があるとも述べた。

韓国大統領府高官は３０日、ロシアによる北朝鮮軍の展開を監視・分析するため、調査チームをウクライナに派遣する計画だと説明した。

韓国と同盟国は、少なくとも１万１０００人の北朝鮮兵士がロシアに移動し、そのうち３０００人以上が現在前線近くに配備されていると推定していると記者団に語った。

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