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レバノン停戦、数週間以内に実現可能 キプロス大統領が米大統領と会談

ロイター / 2024年10月31日 4時53分

キプロスのクリストドゥリデス大統領(左)は30日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルの戦闘を停止させるための米国の取り組みについてバイデン米大統領(右)と協議したとし、向こう数週間以内に停戦が実現する可能性に楽観的な見方を示した。同日撮影(2024年 ロイター/Nathan Howard)

[ワシントン 30日 ロイター] - キプロスのクリストドゥリデス大統領は30日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルの戦闘を停止させるための米国の取り組みについてバイデン米大統領と協議したとし、向こう数週間以内に停戦が実現する可能性に楽観的な見方を示した。

クリストドゥリデス大統領は米ワシントンのホワイトハウスでバイデン氏と会談。会談後「状況は刻々と変化しているが、現時点では向こう1、2週間以内に停戦が実現する可能性を楽観視している」と述べた。ただ、詳細には言及しなかった。

また、イスラエル、ヨルダン、エジプト、レバノンの首脳と地域情勢について協議したとも明らかにし、この地域での停戦実現に向けた取り組みが最も重要な懸案事項だと強調した。

複数の関係筋によると、米政府はイスラエルとヒズボラの戦闘終結を目指し、60日間の停戦に向け仲介に動いている。米当局者によると、ホックスティーン特使と大統領顧問のブレット・マガーク氏が31日にイスラエルを訪問する、パレスチナ自治区ガザのほか、レバノンやイランを含む広範な地域問題について協議する。

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