午前の日経平均は反落、米株安を嫌気 年末年始控え模様眺め
ロイター / 2024年12月30日 12時7分
12月30日、前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比301円48銭安の3万9979円68銭と反落した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 30日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比301円48銭安の3万9979円68銭と反落した。寄り付きは44円62銭高の4万0325円78銭と堅調だったものの、これが前場の高値となり、その後は4万円をはさむ弱もちあいとなった。前週末の米国株安が嫌気されたほか、年末年始の休場控えで模様眺めムードが支配した。
6連休控えであることも手伝い、全般は見送りムードに包まれた。そうした中で、前週までに買われた先駆株を中心に利益確定売りが目立っている。ただ、東証プライム市場の騰落数は値上がりと値下がりがきっ抗しており、日経平均の寄与度が高い半導体関連株の一角などの下げで相場全般は押し下げられた印象が強い。
市場では「年末年始連休の谷間とあって参加者が少なく、見送り気分に支配されている。きょうは心理的なサポートラインになる4万円を維持して引けるかどうかが注目点となりそうだ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれた。
TOPIXは0.42%安の2789.98ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6176億7600万円だった。
東証33業種では、値上がりは海運や鉄鋼など9業種、値下がりは非鉄金属、サービス業、電気機器など24業種だった。
個別では、トヨタ自動車が軟調となり、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなど指数寄与度が高い銘柄の下げが目立つ。半面、商船三井などの海運株、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株が堅調に推移した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが783銘柄(47%)、値下がりは785銘柄(47%)、変わらずは74銘柄(4%)だった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1トランプ政権始動、円相場の行方は関税次第に…マーケット・カルテ2月号
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年2月5日 7時0分
-
2やりすぎやん、スシロー! 鶴瓶のCM“抹消”は危機管理的にアリかナシか?
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年2月5日 6時10分
-
3「パナソニック」を解散して事業会社に再編 名称を残すかは未定 テレビ事業は撤退検討
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月4日 19時23分
-
4西友の売却に見る「総合スーパー」の終焉 かつてダイエーと争った“王者”の行方は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年2月4日 8時0分
-
5大手銀5グループ、純利益4割増=日銀利上げ、4社が過去最高―24年4~12月期
時事通信 / 2025年2月4日 20時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください