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イスラエル軍、ガザ北部で新たな作戦 残る住民に避難指示

ロイター / 2024年12月30日 12時24分

 12月29日、パレスチナ自治区ガザ北部への攻撃を続けるイスラエル軍は、ベイトハヌンに残っている住民に避難を命じた。写真はガザ地区のベイト・ハヌン上空に上がる煙。イスラエルのニル・アムから12日撮影(2024 ロイター/Ilan Rosenberg)

[カイロ 29日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザ北部への攻撃を続けるイスラエル軍は29日、ベイトハヌンに残っている住民に避難を命じた。パレスチナ武装勢力がベイトハヌンから砲撃を行っているためとしている。同軍は28日にベイトハヌンに対する新たな作戦を発表した。

北部のベイトハヌン、ジャバリア、ベイトラヒヤ周辺は人影がなく荒廃している。イスラエルがこの地域を停戦後に緩衝地帯にするつもりではないかとの憶測が出ている。

パレスチナの緊急サービスは、ベイトハヌンとの通信が途絶え、救援スタッフを現地に派遣できないと述べた。

パレスチナ保健当局によると、イスラエル軍の空爆により、少なくとも23人が死亡した。ガザ市のアルワファ病院では7人が死亡し、負傷者も出ている。その後、ベイトハヌンでさらに7人が死亡したとの情報がある。

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