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中国、独立系製油所に25年原油輸入枠1.5億トン割り当て=関係筋

ロイター / 2024年12月30日 15時16分

Siyi Liu Chen Aizhu

[シンガポール 30日 ロイター] - 中国当局は独立系製油所に対し、2025年分として新たに少なくとも1億5249万トンの原油輸入枠を設定した。貿易関係者が30日明らかにした。

11月に割り当てられた584万トンに続くもので、これにより、25年の独立系製油所に対する総割当量は1億5833万トン(日量317万バレル)となった。24年は1億7901万トンだった。

独立系製油所は大手総合製油所4社と、「ティーポット」と呼ばれる小規模の製油所から成り、合計で中国の原油輸入の3分の1以上を占めている。

最大手の浙江石油化工には4000万トンが割り当てられた。恒力石油化の割当量は既に割り当て済みの200万トンと合わせて1800万トンとなった。

中国の1-11月の原油輸入量は輸送用燃料の需要低迷により前年同期比1.8%減少し、通年でマイナスに転じる可能性がある。これは21年と22年の新型コロナウイルス危機による減少を除けば、20年以上ぶりの減少となる。

輸送用燃料の需要減少により、中国の原油輸入量は25年にもピークを迎えると予想されている。

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