7月第4週、海外投資家が日本株を133億円買い越し＝現物先物合計

［東京　３０日　ロイター］ - ７月第４週（７月２０日─２２日）の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は１３３億円の買い越し（前週は２５３７億円の買い越し）となった。買い越しは３週連続。個人は６０億円の売り越し（同２１９０億円の売り越し）、信託銀行は２６８億円の売り越し（同４０４億円の買い越し）だった。

東京証券取引所がまとめた同期間の２市場投資部門別売買状況によると、現物株は海外投資家が８４９億円の買い越し（前週は６２０億円の売り越し）となった。買い越しは２週ぶり。個人は２週連続で売り越し。信託銀行は７週ぶりに売り越した。

大阪取引所がまとめた同期間の先物・オプションの投資部門別取引状況では、指数先物（日経平均先物・ＴＯＰＩＸ先物のラージ・ミニ、ＪＰＸ日経４００先物、マザーズ指数先物の合計）で海外投資家は７１６億円の売り越しだった。

＜海外投資家の売買推移（億円）＞

現物 先物 合計

2020年5月第2週 -1,296 -2,753 -4,049

2020年5月第3週 772 3,090 3,863

2020年5月第4週 -216 4,331 4,114

2020年6月第1週 2,613 5,245 7,858

2020年6月第2週 -2,847 1,038 -1,809

2020年6月第3週 -3,331 615 -2,716

2020年6月第4週 -4,852 2,023 -2,828

2020年7月第1週 -1,086 752 -334

2020年7月第2週 1,108 1,034 2,142

2020年7月第3週 -620 3,158 2,537

2020年7月第4週 849 -716 133