シェル第2四半期は赤字回避、コロナ禍で減損168億ドル 悪影響続く
ロイター / 2020年7月30日 19時0分
7月30日、英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルが発表した第2・四半期決算は、トレーディング事業が好調で赤字を回避した。写真は2019年1月、ベルギーのルウ=サン=ピエールで撮影(2020年 ロイター/Yves Herman)
[ロンドン 30日 ロイター] - 英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル
第2・四半期については、コロナ禍により石油・ガス価格の下落を予測、総額168億ドルの減損処理を計上した。これは見通しの下限付近だった。
特別項目を除外し供給コストを調整した利益は6億ドルとなり、前年同期の35億ドルから減少。アナリスト予想は6億7400万ドルの赤字だった。原油・石油製品のトレーディングが好調だったことや営業経費減少で黒字を確保した。
製油所の原油精製率が25%程度低下したが、精製・トレーディング事業利益は15億ドルと前年同期から30倍となった。燃料販売は39%減。
上流部門は67億ドルの赤字。生産は前年比7%減の日量241万5000石油換算バレルとなった。北米でのシェール資産、ブラジル・欧州のオフショア資産、ナイジェリア資産に関連し税引き後で47億ドルの減損費用を計上した。
液化天然ガス販売は7%減少。統合ガス部門では主にオーストラリア事業関連で82億ドルの評価損を計上した。
純債務は778億ドルに増加、ギアリング比率は2.8%上昇し32.7%となった。
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