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米コロナ感染、南部から中西部にシフト 夏の旅行で=対策顧問

ロイター / 2020年7月31日 4時35分

米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策顧問を務めるデボラ・バークス氏は30日、南部の感染者急増に落ち着く兆しが見られる一方、夏季の旅行に伴い中西部で拡大しているようだと述べた。ワシントンで23日撮影(2020年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

[ワシントン 30日 ロイター] - 米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策顧問を務めるデボラ・バークス氏は30日、南部の感染者急増に落ち着く兆しが見られる一方、夏の行楽シーズンを迎え、中西部で感染が拡大しているようだと述べた。

FOXニュースのインタビューで、新型コロナ流行は休暇などの旅行で南部からケンタッキー州、テネシー州、オハイオ州、ミズーリ州、カンザス州、ネブラスカ州に「移動している」とした。

フロリダ州では、過去24時間で確認された新型コロナウイルス感染症による死者が252人となり、3日連続で過去最悪のペースを更新した。累計では6709人になった。

アリゾナ州でも一日当たりの死者が172人と最多を更新した。累計では3626人。ただフロリダ、アリゾナ両州とも、新規感染者の伸びは最近鈍化している。

ウィスコンシン州では、感染拡大に伴い屋内でのマスク着用が義務付けられることになった。

こうした中、2012年の米大統領予備選に共和党候補として出馬したハーマン・ケイン氏のウェブサイトによると、同氏が新型コロナ感染により死亡したことが分かった。

*内容を追加しました。

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