米アップル、4─6月期収益が予想上回る コロナで在宅需要拡大
ロイター / 2020年7月31日 8時44分
[30日 ロイター] - 米アップル
株価は引け後の取引で一時、6%上昇した。
売上高は596億9000万ドル、1株当たり利益は2.58ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均は売上高が522億5000万ドル、1株たり利益は2.04ドルだった。
iPhoneの売上高は264億2000万ドル。リフィニティブのIBESデータによるアナリスト予想の223億7000万ドルを40億ドル上回った。
マエストリ最高財務責任者(CFO)は投資家との電話会議で、iPhoneは7─9月も好調が見込まれるが、新モデルの発売は遅れるとの見通しを示した。
「昨年は9月下旬に新型iPhoneの販売を開始したが、今年は数週間遅れるとみている」と語った。
4─6月は大中華圏の売上高も増加。6月の連休に強気の価格設定を行ったことや、4月に発売した安価なiPhone SEの人気を背景に、売上高は93億3000万ドルと、前年同期の91億6000万ドルから2%増加した。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのダニエル・アイブス氏は「中国は引き続き、アップルの成功を左右する重要な要素だ。今後1年のiPhoneのアップグレードのうち約20%が、この地域からのものになるだろう」と語った。
アップルはまた、1対4の株式分割を発表した。
クック最高経営責任者(CEO)はロイターとのインタビューで、販売状況は4月は一時的に不振となったが、同月導入した399ドルのiPhone SEが好調で、5月と6月は回復し始めたと指摘。
「米国内外の景気刺激策が助けとなった」とした。
iCloudやアップル・ミュージックなどを含むサービス部門の売上高は、14.8%増の131億6000万ドルだった。アナリスト予想は131億8000万ドル。クックCEOはロイターに対して、有料契約者数は5億5000万人で、1─3月の5億1500万人から増加したと述べた。
アップル・ウォッチなどウエアラブル部門の売上高は、16.7%増の64億5000万ドルで、予想の60億ドルを上回った。
アップルは7─9月の予想は示さなかった。
*内容をさらに追加して再送します。
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