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米MS・メタCEO、巨額のAI支出を擁護 「競争力維持に重要」

ロイター / 2025年1月30日 12時21分

 1月29日、中国の新興企業ディープシークが低コストで開発した人工知能(AI)モデルが注目される中、米マイクロソフトとメタ・プラットフォームズの最高経営責任者(CEO)は、AI分野で競争力を維持するには巨額の支出が重要になると訴えた。写真はメタのマーク・ザッカーバーグCEO。米ワシントンで20日撮影(2025 ロイター/Evelyn Hockstein)

Aditya Soni Deborah Mary Sophia

[30日 ロイター] - 中国の新興企業ディープシークが低コストで開発した人工知能(AI)モデルが注目される中、米マイクロソフトとメタ・プラットフォームズの最高経営責任者(CEO)は、AI分野で競争力を維持するには巨額の支出が重要になると訴えた。

ディープシークの低コスト・高性能とされるAIモデルの投入により、米国の主要AI企業の優位性や多額の投資に疑問が生じている。

しかし、メタのマーク・ザッカーバーグCEOは29日の決算発表後の会見で、「設備投資とインフラへの巨額の支出は、時間の経過とともに戦略的優位性をもたらすだろう」と述べた。

マイクロソフトのサティア・ナデラCEOも同日のアナリストとの電話会見で、AIを活用する同社の能力を妨げているキャパシティーの制約を克服するためには支出が必要だと指摘。

「AIがより効率的で利用しやすくなるにつれて、指数関数的に需要が高まるだろう」と述べた。

マイクロソフトは今年度、AIに800億ドル、メタは最大650億ドルを投じるとしている。

これはディープシークがAIモデルの開発に費やしたとする約600万ドルを大幅に上回る。ただ、米ハイテク企業幹部やウォール街のアナリストは、この額にはコンピューティングパワーに投じた金額しか含まれていないと指摘している。

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