小枝日銀委員などの国会同意人事、最速で2月13日に採決＝関係筋

　１月３０日、日銀審議委員に小枝淳子早大教授などを充てる国会同意人事案が、早ければ２月１３日にも衆参両院で採決される見通しであることがわかった。写真は都内にある日銀。昨年３月撮影（２０２５年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

［東京　３０日　ロイター］ - 日銀審議委員に小枝淳子早大教授などを充てる国会同意人事案が、早ければ２月１３日にも衆参両院で採決される見通しであることがわかった。

複数の政府関係者が明らかにした。

２０２５年度予算案の年度内成立には、衆院を３月２日までに通過させる必要があるため、衆参両院で２月中に本会議を開催できる日程は限られている。一部の同意人事は２５日までの採決が必要で、石破茂首相の訪米日程とも絡み、消去法で１３日の本会議が最速の日程となっているという。

ただ、少数与党である石破政権の国会運営は様々な障害も想定されるため、１４日や１８日にずれ込む可能性もあるという。

政府は２８日、小枝氏を含む１１機関３９人の国会同意人事案を国会に提示した。