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日経平均は小幅続伸、決算にらみ方向感出ず 上値追い限定

ロイター / 2025年1月30日 16時7分

 1月30日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比99円19銭高の3万9513円97銭と、小幅に続伸して取引を終えた。写真は株価ボード。都内で昨年2月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 30日 ロイター] -

東京株式市場で日経平均は、前営業日比99円19銭高の3万9513円97銭と、小幅に続伸して取引を終えた。朝方は米国株安を受けてマイナス圏でスタートしたが、決算を受けた物色が相場を支え、200円近く値上がりする場面もあった。ただ、企業の決算発表が本格化する中で積極的に上値を追う動きは限られ、方向感のない展開が続いた。

日経平均は前営業日比111円安でスタートした後、小幅安の水準でのもみ合いが続いた。一方、前日に決算を発表したアドバンテストが朝安後プラスに転じると、指数もしっかりと推移。後場には一時186円高の3万9600円93銭まで上昇した。ただ、どんどん買い上がる動きはみられず、後場に再びマイナス圏に沈む場面もあった。大引けにかけては3万9500円を軸にもみ合った。

相場全体の明確な方向感はみられなかったが、決算を手掛かりにした個別物色が確認され、指数を支えた。

市場では「ハイテク株が少し落ち着いてきているが、(中国の)ディープシークについては完全に消化できているわけではないので、神経質な動きは続きそうだ」(岩井コスモ証券の投資調査部部長・有沢正一氏)との声が聞かれた。日経平均は半導体関連などの寄与度が高いため、指数は上値を抑えられやすく、「日経平均はレンジでの取引が続くのではないか」(有沢氏)という。

TOPIXは0.23%高の2781.93ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.23%高の1431.85ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆4964億5500万円だった。東証33業種では、ゴム製品、その他製品、空運など24業種が値上がり。精密機器、その他金融、不動産など9業種は値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.52%安の652.60ポイントと、反落した。

個別では、アドバンテストが3%超高で堅調。東京エレクトロンは1%超高だった一方、ソフトバンクグループは1%安だった。前日に決算を発表したサイバーエージェントは4%超高と大幅上昇した。

日本取引所グループ、キーエンスは3%超安、ルネサスエレクトロニクスは2%超安だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1093銘柄(66%)に対し、値下がりが492銘柄(30%)、変わらずが54銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 39513.97 +99.19 39302.85 39,221.36─

39,600.93

TOPIX 2781.93 +6.34 2767.85 2,766.68─2

,784.76

プライム市場指数 1431.85 +3.29 1424.86 1,424.00─1

,433.27

スタンダード市場指数 1275.62 -1.04 1275.15 1,273.92─1

,279.18

グロース市場指数 839.96 -4.57 842.94 838.13─845

.62

グロース250指数 652.60 -3.39 654.79 651.11─657

.00

東証出来高(万株) 175908 東証売買代金(億円 44964.55

)

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