パナマ大統領、運河巡る議論の可能性否定 米国務長官の訪問控え
ロイター / 2025年1月31日 2時29分
パナマのムリノ大統領(写真)は30日、今週末に同国を訪問予定のルビオ米国務長官との会談で、パナマ運河の管理権について議論する可能性について否定した。28日撮影(2025年 ロイター/Aris Martinez)
[パナマ市 30日 ロイター] - パナマのムリノ大統領は30日、今週末に同国を訪問予定のルビオ米国務長官との会談で、パナマ運河の管理権について議論する可能性について否定した。
トランプ米大統領はパナマ運河の管理権を奪回すると発言しており、パナマ政府はこれを強く否定している。
ムリノ氏は記者会見で、運河に関する交渉を行ったり、ましてや交渉プロセスを開始することはないとした上で、「運河はパナマのものだ」と改めて言明した。
また、中国が運河を運営しており、兵士が駐留しているというトランプ氏の主張については、「在パナマ米国大使館からもルビオ氏からも、運河に他国の軍隊が駐留しているという情報は一切受け取っていない」とし、ルビオ氏とは移民や麻薬密売など他にも話し合うべき問題があると述べた。
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