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インテルの第4四半期、売上高が予想上回る 株価上昇

ロイター / 2025年1月31日 7時43分

米半導体大手インテルが30日発表した2025年第1・四半期の業績予想によると、売上高は117億─127億ドルになる見通し。2023年3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[30日 ロイター] - 米半導体大手インテルが30日発表した2024年第4・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。第1・四半期の売上高は117億─127億ドルになるとの見通しを示した。

これは、LSEGがまとめたアナリストの平均予想128億7000万ドルを下回っている。株価は時間外取引で一時1.5%高を付けた。昨年株価は約60%下落した。

インテルはエヌビディアが主導する人工知能(AI)向け半導体で苦戦が続いている。

第1・四半期の調整後1株利益はゼロになる見通し。アナリストは0.09ドルと予想している。

生成AI技術を活用しようとする企業は、膨大な量のデータを処理できる特殊なAIプロセッサーへの支出を優先しており、インテルが販売している従来のサーバー向け製品の需要を圧迫している。

暫定共同最高経営責任者(CEO)兼最高財務責任者(CFO)のデビッド・ジンスナー氏は声明で「マクロ経済の不確実性、さらなる在庫消化、競争の動向によって増幅された季節的な弱さを反映している」と述べた。

また、需要鈍化の見通しについては、通常の季節的な要因とトランプ大統領による関税計画によるものだと説明した。

顧客は関税引き上げが実施された場合のコスト高を避けるため、前倒しで第4・四半期に同社半導体を購入したという。

同時に発表した第4・四半期の売上高は前年同期比7%減の142億6000万ドルとなり、予想の138億1000万ドルを上回った。

ジンスナー氏は、CHIPS法に関連して受け取った補助金が第4・四半期の予想以上の売上と利益率の一因になったと説明した。

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