NY外為市場=ドル小幅高、トランプ関税やECB利下げにらみ
ロイター / 2025年1月31日 7時26分
1月30日、 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対してわずかに上昇した。市場はトランプ米大統領の関税を巡る発言や欧州中央銀行(ECB)の利下げを材料視した。写真は米ドル紙幣とグラフのイメージ。2021年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Chibuike Oguh
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対してわずかに上昇した。市場はトランプ米大統領の関税を巡る発言や欧州中央銀行(ECB)の利下げを材料視した。
トランプ大統領はこの日も、米国が主要貿易相手国であるメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課す方針を表明した。
この発言を受けて、米ドルはカナダドルに対して急上昇。0.55%高の1ドル=1.45カナダドルとなった。
ドル/円は0.54%下落し、1ドル=154.36円となった。
スイスフランに対しては0.33%上昇し、1ドル=0.91フラン。
ユーロ/ドルは序盤の上昇から一転、0.24%安の1ユーロ=1.0395ドルとなった。
ECBは30日、主要政策金利の0.25%ポイント引き下げを決定した。持続的なインフレよりも経済成長の低迷の方が大きく懸念される中、一段の金融緩和の可能性を排除しなかった。
ドル指数は0.2%高の108.12だった。
米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25─4.50%に据え置くと決定した。
対照的に、カナダやスウェーデンなどの中銀は0.25%ポイントの利下げを決定した。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.32%上昇して10万5138.31ドル。イーサリアムは3.23%上昇して3241.76ドルとなった。
ドル/円 NY終値 154.30/154.31
始値 154.57
高値 154.59
安値 153.80
ユーロ/ドル NY終値 1.0390/1.0391
始値 1.0391
高値 1.0467
安値 1.0387
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