英GSK、コロナ抗体医薬の初期治験開始へ 米ウィルと共同開発
ロイター / 2020年8月31日 23時23分
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は31日、米バイオテクノロジー会社のウィル・バイオテクノロジーと共同で新型コロナウイルス感染症治療薬として開発している抗体医薬について、初期の臨床試験(治験)を開始すると発表した。ロンドンで5月撮影(2020年 ロイター/Matthew Childs)
[31日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)
GSKが治験を行うのは1回の接種で長い効果が期待できる抗体医薬。新型ウイルス感染症(COVID-19)に感染していると診断されたばかりで、リスクが高い患者に対し入院が回避できるか確かめる。まず米国で20人の患者に2週間にわたる治験を実施し、その後世界で1300人の患者を対象とした治験を行う。初期の結果は今年末まで、完全な結果は来年第1・四半期中に公表できるとしている。
GSKは4月にウィルに2億5000万ドルの投資を行い、新型ウイルス感染症治療のための抗体医薬の共同開発で合意した。両社は今後も抗体医薬の治験を拡大させる予定。年内には共同で開発している別の抗体医薬の治験も開始する。
序盤の取引でウィルの株価は前営業日終値比0.1%高の41.70ドル。一時は44.00ドルまで上昇していた。
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