米原油先物、年間で20%下落 コロナで相場乱高下
ロイター / 2021年1月1日 6時31分
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は今年最後の取引で小幅に上昇したが、通年では約20%の大幅下落となった。今年は新型コロナウイルスの感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)を受け、原油需要が急減した。
ただ、産油国が需要減少に合わせて減産を行い、4月の安値からは2倍以上に上昇。コロナワクチンの配布に関する報道を受け、第4・四半期は価格が上昇し、先物価格は約10カ月ぶりの水準に回復している。
清算値は、北海ブレント先物が0.17ドル高の1バレル=51.80ドル。米WTI先物は0.12ドル高の48.52ドル。通年では北海ブレントが21.5%、WTIが20.5%下げた。
今年は新型コロナ流行による燃料需要の崩壊や主要産油国サウジアラビアとロシアの価格競争を受け、4月に安値を記録。WTIは1バレル=マイナス40.32ドルの過去最低に急落し、北海ブレントも1999年以来の安値となる15.98ドルを付けた。
アゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は、「前半は急落と急反発という前代未聞の展開だった」と振り返り、その後は10月まで様子見の展開が続いたと指摘。
ここ2カ月は上昇しているが、ロックダウン再導入が再び需要を圧迫しており、感染力の強いコロナ変異種への警戒も強まっている。
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