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比ドゥテルテ氏腹心、大統領候補を辞退 長女が出馬との見方も

ロイター / 2021年8月31日 15時45分

 8月30日、フィリピンのドゥテルテ大統領の腹心であるボン・ゴー上院議員が2022年の大統領選に出馬しない意向を表明したことで、ドゥテルテ氏の娘であるサラ氏(写真左)の立候補に道が開かれるとの見方もある。サラ氏が市長を務める、フィリピン南部のダバオ市で2019年撮影(2021年 ロイター/Lean Daval Jr)

[マニラ 30日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領の腹心であるボン・ゴー上院議員が2022年の大統領選に出馬しない意向を表明した。これにより、ドゥテルテ氏の娘であるサラ氏の立候補に道が開かれるとの見方もある。

ゴー氏は、与党・PDPラバンへの書簡で、新型コロナウイルス感染対応に注力したいとの考えを伝え、ドゥテルテ氏の政策を受け継ぐ候補を支援するよう要請した。

この日公表された書簡でゴー氏は、「党の仲間からの要望に応えたいが、候補擁立の支援申し出を謹んで辞退する」と述べた。

同氏は、ドゥテルテ氏が副大統領として出馬するなら大統領候補になることにやぶさかでないと発言していた。

ドゥテルテ氏は再選を禁止する憲法により再出馬できないが、反対勢力は任期満了後も影響力を保持したいとみている。

一方、ドゥテルテ氏は、娘のサラ氏が大統領候補に出馬しなければ副大統領候補としての出馬を模索すると宣言している。父娘ともに最近の世論調査では支持率がトップとなっている。

政治アナリスト、ビクトル・マニト氏は、「ドゥテルテ親子が、来年の大統領選で単一候補擁立の戦略で和解した可能性がある」と分析した。

サラ氏は大統領選出馬もあり得ると発言したとメディアが報じているが、政治戦略で父と和解したかに関するコメントを控えた。

候補の正式な届け出は10月に始まる。

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