欧州コロナ拡大に歯止めかからず、英伊仏など感染過去最多 入院も増加
ロイター / 2022年1月1日 4時10分
12月31日、欧州で新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、新規感染者数が英国、イタリア、ポルトガル、ギリシャなどで過去最多を更新した。入院者数も増加している。写真は2020年4月、イタリア野ナポリで撮影(2022年 ロイター/Ciro De Luca)
[ロンドン/ローマ/リスボン/アテネ/イスタンブール/パリ 31日 ロイター] - 欧州で新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、31日も新規感染者数が英国、イタリア、フランス、ポルトガル、ギリシャなどで過去最多を更新したほか、入院者数も増加している。
英国の31日の新規感染者数は18万9846人と過去最多。入院者数も1万2395人と、前日の1万1542人から増加した。
イタリアの新規感染者数は14万4243人と過去最多。入院しているが集中治療室(ICU)に入っていない患者の数は 1万1150人と、1万0866人から増加。ICUで治療を受けている患者の数は1260人と、1226人から増加した。
フランスでも過去24時間に確認された新規感染者が過去最多の23万2200人に達した。20万人超えは3日連続。
ポルトガルの新規感染者数も3万0829人と過去最多。公式統計によると新規感染者のうち83%がオミクロン株への感染と推定されている。
ICUで治療を受けている患者の数は145人と横ばい。今年初めには一時900人を超えていた。
ポルトガルのワクチン接種率は約87%。政府は感染拡大抑制に向け、年末のナイトクラブやバーなどの営業停止を決めたほか、ホテルやレストランなどでワクチン接種証明の提示を義務付けた。
ギリシャの新規感染者数は4万0560人。オミクロン株の拡散を受け、4日連続で過去最多を更新した。
ギリシャもレストランやバーなどの深夜過ぎの営業を禁止するなどの新たな抑制策を打ち出している。
このほかトルコでも 新規感染者数が増加し4万0786人と、4月以来最多となった。
新規感染者数は1週間前と比べると倍以上に増加。コジャ保健相は、抑制策なしで大晦日が祝われたためオミクロン株が主流になったと警告し、国民に対し「抑制策は導入されていないが、導入されているものとして行動してほしい」と呼び掛けている。
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