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米国株式市場=最高値近辺、S&Pは年初来27%値上がり

ロイター / 2022年1月1日 7時45分

12月31日、米国株式市場は薄商いの中、続落して今年の取引を終えた。それでも主要3指数は過去最高値近辺を保ち、ともに月間・四半期・年間で上昇した。写真は2021年1月、ニューヨーク証券取引所前で(2022年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場は薄商いの中、続落して今年の取引を終えた。それでも主要3指数は過去最高値近辺を保ち、ともに月間・四半期・年間で上昇した。

S&P総合500種は2020年の最終取引日から27%上昇。30日までに終値ベースでの過去最高値を70回更新した。これは過去2番目に多い回数となる。

ダウ工業株30種の年間上昇率は18.73%、 ナスダック総合は21.4%だった。

LPLファイナンシャル(ノースカロライナ州シャーロット)のチーフマーケットストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「ネガティブな要素が多い中、今年際立ったのは米企業の回復力だ。不確実性と物価上昇に見舞われた非常に困難な年に45%の収益成長を達成した米企業の機敏さと適応力には感服せざるを得ない」と述べた。

エネルギー、不動産、半導体など、景気回復や旺盛な需要を連想させるセクターが21年の上昇率上位を占めた。成長株は31%上昇し、バリュー株の22%上昇を大きく上回った。

金利に敏感な金融株は約33%の上昇を記録した。米国債利回りが着実に上昇したことや、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢に転じ、来年には最大3回の利上げが見込まれていることが背景にある。

米取引所の合算出来高は76億株。直近20営業日の平均は105億5000万株。

この日、業種別ではS&Pの主要11セクターのうち消費財の上昇率が最も大きく、下落率は通信サービスが最大だった。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.39対1の比率で上回った。ナスダックでは1.18対1で値下がり銘柄数が多かった。

S&P500は52週高値を47回更新し、安値更新はなかった。ナスダックは52週高値を58回更新、安値は143回更新した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 36338.30 -59.78 -0.16 36385.8 36484.9 36303.9

5 4 7

前営業日終値 36398.08

ナスダック総合 15644.97 -96.59 -0.61 15722.9 15777.4 15643.9

1 3 4

前営業日終値 15741.56

S&P総合500種 4766.18 -12.55 -0.26 4775.21 4786.83 4765.75

前営業日終値 4778.73

ダウ輸送株20種 16478.26 +97.71 +0.60

ダウ公共株15種 980.78 +3.33 +0.34

フィラデルフィア半導体 3946.17 -5.88 -0.15

VIX指数 17.22 -0.11 -0.63

S&P一般消費財 1610.76 -4.66 -0.29

S&P素材 569.63 +2.65 +0.47

S&P工業 894.96 +3.93 +0.44

S&P主要消費財 804.60 +5.64 +0.71

S&P金融 650.04 -0.85 -0.13

S&P不動産 324.75 +0.57 +0.18

S&Pエネルギー 422.74 +1.06 +0.25

S&Pヘルスケア 1643.92 -6.51 -0.39

S&P通信サービス 267.48 -3.28 -1.21

S&P情報技術 3055.45 -14.97 -0.49

S&P公益事業 363.71 +1.18 +0.33

NYSE出来高 7.39億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 28880 + 10 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 28825 - 45 大阪比

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