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日銀の決定、円滑な金利形成が行われるよう柔軟性高めるためのもの=官房長官

ロイター / 2023年10月31日 16時35分

 10月31日午後、松野博一官房長官(写真)は記者会見で、日銀が同日の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用柔軟化を決めたことに関連し、金融政策の具体な手法は日銀に委ねられるべきとしつつ「今回の決定は、金融市場での円滑な長期金利形成が行われるよう、柔軟性を高めるためのものと受け止めている」と述べた。写真は2021年10月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Satoshi Sugiyama

[東京 31日 ロイター] - 松野博一官房長官31日午後の記者会見で、日銀が同日の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用柔軟化を決めたことに関連し、金融政策の具体な手法は日銀に委ねられるべきとしつつ「今回の決定は、金融市場での円滑な長期金利形成が行われるよう、柔軟性を高めるためのものと受け止めている」と述べた。

その上で、日銀に引き続き政府と密接に連携を図りつつ、賃金上昇を伴う形での物価安定目標の持続的、安定的な実現に向けて適切に金融政策運営を行うことを期待しているとの認識を改めて示した。

日銀は30―31日に開いた政策決定会合でYCCの運用を再び柔軟化することを賛成多数で決定、10年金利の上限の「目途」を1.0%とし、連続指し値オペを通じた厳格な金利コントロールから「大規模な国債買い入れと機動的なオペ運営で金利操作を行う」方式に転換した。

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