1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

中国政府系半導体投資ファンド、メモリー企業に20億ドル出資

ロイター / 2023年10月31日 16時58分

 10月31日、中国政府系の半導体投資ファンド「国家集積回路産業投資基金(大基金)二期」が、半導体メモリー企業の長キン新橋に145億6000万元(19億9000万ドル)を出資したことが明らかになった。写真は半導体チップと中国国旗。2月撮影(2023年 ロイター/Florence Lo)

[北京 31日 ロイター] - 中国政府系の半導体投資ファンド「国家集積回路産業投資基金(大基金)二期」が、半導体メモリー企業の長キン新橋に145億6000万元(19億9000万ドル)を出資したことが明らかになった。

26日付で更新された国家企業信用情報公示システムの登録情報によると、この取引により大基金二期の出資比率は登録資本金総額の33.15%となった。

企業登録サイトの企査査によると、長キン新橋は2021年に安徽省合肥市で設立された。法定代表人の趙綸氏は中国有数の半導体メモリー企業である長キン存儲技術の法定代表人でもある。

今回の出資は今年実施した長江存儲科技(YMTC)への130億元の投資に続くもので、近年で最大規模となる。

世界のNANDメモリー市場で中国唯一のプレーヤーであるYMTCは22年、米国の技術を中国・華為技術(ファーウェイ)に横流しする恐れがあるとして、米ブラックリスト入りした。

中国は半導体産業を加速させる手段として、14年に大基金を立ち上げ、第1号ファンドで1387億元、第2号ファンドで2040億元を調達した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください