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金利差などが為替に影響、日銀も念頭に置いている=岸田首相

ロイター / 2023年10月31日 17時49分

 10月31日、 岸田文雄首相(写真)は参院予算委員会で、日銀の金融緩和と為替円安の関係について、金融政策は物価安定を維持するための政策だと指摘しながら、「結果として海外との金利差など様々な要因から為替にも影響が出ているといった指摘は日銀としても頭に置きながら政策を進めている」との認識を示した。ニューヨークで9月撮影(2023年 ロイター/Bing Guan)

Shinichi Uchida

[東京 31日 ロイター] - 岸田文雄首相は31日の参院予算委員会で、日銀の金融緩和と為替円安の関係について、金融政策は物価安定を維持するための政策だと指摘しながら、「結果として海外との金利差など様々な要因から為替にも影響が出ているといった指摘は日銀としても頭に置きながら政策を進めている」との認識を示した。横沢高徳委員(立憲・社民)の質問に答えた。

為替は物価高の要因かとの質問に、首相は「物価高の背景には様々な要因がある。為替も1つの要因であると認識している」と答えた。

日銀が31日の金融政策決定会合で、長期金利の事実上の上限だった1%を「めど」と位置付け、一定程度の超過を容認したことに関しては「様々な状況に対応して日銀でも議論を続けている。世界各国の金利状況なども踏まえながら様々な検討が行われている」と述べた。

岸田首相は、政府・日銀が緊密に連携しながら「全体の経済を考えていく体制が重要」とし、引き続き日銀と意思疎通を図りながら経済政策を実施していく考えを示した。

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