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日銀会合後の為替円安、柔軟化反映かは「一概に言えない」=鈴木財務相

ロイター / 2023年10月31日 19時32分

鈴木俊一財務相(写真)は31日、日銀金融政策決定会合後に為替の円安が進んだことに関し、長期金利上限を再び柔軟化した措置が反映された動きかは「一概に言えない」との認識を示した。10月13日、モロッコのマラケシュで撮影(2023年 ロイター/Susana Vera)

Takaya Yamaguchi

[東京 31日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は31日、日銀金融政策決定会合後に為替の円安が進んだことに関し、長期金利上限を再び柔軟化した措置が反映された動きかは「一概に言えない」との認識を示した。財務省内で記者団に語った。

鈴木財務相は今回の日銀の決定について「金融政策は日銀の独立性にお任せしようと思っている」と断ったうえで、「金融市場において円滑な長期金利を形成する、そのためのものと理解している」と述べた。日銀に対し「引き続き政府と連携して、適切な金融政策というものをしっかりやっていただきたい」とも語った。

会合後の円安に関しては「為替の要因というのはいろいろなことで決まる」としたうえで、「こういった措置が反映されて今の水準にということは一概に言えない」と語った。「物価や国際収支、市場関係者のセンチメント(などの)様々な要因で(為替が決まる)。金利のところだけをとらまえて評価することではない」と述べた。

為替が日本経済に与える影響について「しっかり注視していきたい」と強調した。

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