ガザからの米国人退避巡る交渉「かなり進展」=米国務省
ロイター / 2023年11月1日 7時15分
10月31日、米国務省のミラー報道官は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザから米国人を含む外国人を安全に退避させるための交渉が、過去数時間で「かなり進展」したと明らかにした。写真はガザで同日撮影(2023年 ロイター/Ahmed Zakot)
Simon Lewis Humeyra Pamuk
[ワシントン 31日 ロイター] - 米国務省のミラー報道官は31日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザから米国人を含む外国人を安全に退避させるための交渉が、過去数時間で「かなり進展」したと明らかにした。
ただ、この日は何も発表することはないと述べた。
米国はイスラエルがガザへの攻撃を激化させたことを受け、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所から米国人が退避できるよう、エジプトやカタールと協議してきた。
ミラー氏は、ガザから個人の退避を認める何らかの合意がまとまれば、米国人など外国人の退避につながる可能性があると期待感を示した。
一方、ブリンケン米国務長官は上院歳出委員会公聴会で、約400人の米市民とその家族の計1000人程度がガザからの脱出を望んでいると述べた。
「ガザからの退避を可能にするためにさまざまな相手と交渉している。ハマスが明らかに障害になっている」とし、米国人以外の外国人約5000人も脱出を望んでいると語った。
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