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豪CPI、第4四半期は2年ぶりの低い伸び 利下げ観測高まる

ロイター / 2024年1月31日 11時5分

オーストラリア統計局が31日発表した2023年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率は2年ぶりの低水準となった。写真は、シドニー中心部の小売店店頭の様子。2015年10月1日に撮影。(2024年 ロイター/David Gray)

[シドニー 31日 ロイター] - オーストラリア統計局が31日発表した2023年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率は2年ぶりの低水準となった。市場予想以上に鈍化した。コアインフレ率も大幅に鈍化し、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の利下げを巡る観測が高まった。

今年最初の政策会合を2月6日に開く中銀にとって今回の物価統計は歓迎される材料となろう。

先物市場が織り込む6月の利下げ確率は約64%と、統計発表前の54%から上昇した。8月の0.25%利下げ確率は完全に織り込まれており、24年に予想される利下げ幅は計42ベーシスポイント(bp)から48bpに拡大した。

CPIは前期比0.6%上昇。市場予想は0.8%上昇だった。

前年比の伸びは4.1%で、前期の5.4%から鈍化。22年第4・四半期の7.8%を大きく下回った。市場予想は4.3%だった。

コアインフレ率の指標として注目されるCPIの中銀トリム平均値は前期比0.8%上昇。予想は0.9%上昇だった。前年比上昇率は前期の5.2%から4.2%に減速した。

12月単月のCPIは前年同月比3.4%上昇。伸び率は11月の4.3%を大幅に下回った。過去3カ月で2%ポイント以上低下した。

豪ドル/米ドルは統計を受け、0.3%下落し0.6585米ドルを付けた。3年債先物は上げ幅を拡大し96.37と2週間ぶりの高値となった。

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