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トランプ氏有罪評決、大統領選に影響せずとバイデン陣営 現行路線維持

ロイター / 2024年5月31日 9時8分

5月30日、バイデン米大統領の選挙陣営は、トランプ前米大統領が不倫口止め料裁判で有罪評決を受けたことについて、法を超越する存在はいないことが示されたと述べた。一方で、11月の大統領選の構図にはほとんど影響しないとの見方を示した。写真はバイデン大統領。ホワイトハウスで23日撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)

Jarrett Renshaw

[30日 ロイター] - バイデン米大統領の選挙陣営は30日、トランプ前米大統領が不倫口止め料裁判で有罪評決を受けたことについて、法を超越する存在はいないことが示されたと述べた。一方で、11月の大統領選の構図にはほとんど影響しないとの見方を示した。

バイデン陣営の広報担当マイケル・タイラー氏は「トランプ氏を大統領執務室に入れさせない方法は依然として一つしかない。投票だ」と訴えた。

関係者によると、バイデン陣営は口止め料裁判の結果にどう対応するか数週間前から検討してきたが、有罪評決が出ても大統領選の構図が大きく変わることはないとみて、最終的に方針転換しない決定を下した。

これまで通り、民主主義への脅威や人工妊娠中絶の権利に焦点を当てた選挙戦を継続する意向という。

タイラー氏は「有罪であろうとなかろうと、トランプ氏は共和党の大統領候補になるだろう」と述べた。

ホワイトハウスは評決について「法の支配を尊重する」と述べるにとどめた。

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