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トランプ氏、控訴へ 不倫口止め裁判の有罪評決に不服

ロイター / 2024年6月1日 3時55分

トランプ前米大統領(写真)は31日、不倫口止め料の不正会計処理を巡る有罪評決を不服とし、控訴する意向を示した。(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 31日 ロイター] - トランプ前米大統領は31日、不倫口止め料の不正会計処理を巡る有罪評決を不服とし、控訴する意向を示した。ニューヨーク市マンハッタンにあるトランプタワーのロビーで会見を行った。

トランプ氏は7月11日の量刑宣告日から30日以内に控訴することになる。

トランプ氏はこの日、台本なしで33分間にわたって演説し、今回の裁判は自身の大統領選出馬を妨害する試みだと不満を表明した。とりとめのない発言を繰り返したが、支持者からは拍手喝采を浴びた。記者団からの質問は受け付けなかった。    

不倫口止め料を巡る裁判で、ニューヨーク州地裁の陪審員は30日、2日間の評議の末に34件の罪状全てでトランプ氏を有罪と判断した。米国の大統領経験者に対する有罪評決は初めてとなる。

11月5日の大統領選挙でトランプ氏と対決するとみられる民主党のバイデン大統領は、トランプ氏は全国民に適用されるのと同じ司法制度で自らを守る機会を与えられたと指摘。「評決が気に入らないからといって、不正だと言うのは無謀であり、危険であり、無責任だ」と批判した。

トランプ氏が有罪判決を受けた業務記録を改ざんした罪の最高刑は禁錮4年。ニューヨーク州では同罪で初犯の被告が実刑になるケースは少なく、罰金や保護観察などの量刑が一般的で、執行猶予を受けることも多い。

どのような判決であっても、控訴手続きが終わるまで執行猶予がつく可能性が高いとみられる。

トランプ氏の盟友であるジョンソン下院議長は、連邦最高裁判所が最終的に評決を覆すだろうとの見方を示した。

また、トランプ陣営の内部事情に詳しい関係者によると、この評決を受け、トランプ氏は副大統領候補に女性を選ぶ方向に傾く見込みだという。

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