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NY外為市場=ドル下落、米PCE発表受け

ロイター / 2024年6月1日 6時14分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落し、年初来初の月次での下落基調が示唆された。2010年9月撮影(2024年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落し、年初来初の月次での下落基調が示唆された。4月の個人消費支出(PCE)価格指数の伸びは横ばいとなり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期についての不透明感を払拭するものではなかった。

米商務省が発表した4月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で0.3%上昇し、ロイター調査によるエコノミスト予想と一致した。

FXストリート・ドット・コムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサーニ氏は、これらの数字はFRBが目標を達成しつつあるという印象を与えるものではないと指摘。「目標はすでに掲げられており、市場はある程度の時間を与えるだろうが、その時間は無限ではないと思う」とコメントした。

主要通貨に対するドル指数は0.12%安の104.64。

FRBは2022年3月以来、インフレ抑制のために525ベーシスポイント(bp)の利上げを実施している。市場は当初、年内の利下げが3月に実施されるとの見方を織り込んでいたが、その後6月からさらに9月に後ずれしている。

一方、欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.6%と、4月と3月の2.4%から加速した。これを受けて、ユーロは小幅上昇した。

ユーロは0.13%高の1.0847ドル。今週はフランス、ドイツ、スペイン各国のインフレ指標が発表されたが、ECBが来週の理事会で利下げを行うという市場の見方は変わっていない。

ドル/円は0.24%高の157.210円。財務省は、4月26日から5月29日までに総額9兆7885億円の為替介入を実施したことを発表した。

ドル/円 NY終値 157.31/157.32

始値 157.22

高値 157.36

安値 156.57

ユーロ/ドル NY終値 1.0841/1.0845

始値 1.0849

高値 1.0882

安値 1.0841

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