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アルファベットとアンスロピックの提携、英競争当局が審査

ロイター / 2024年7月31日 11時25分

 7月30日、英競争・市場庁(CMA)は、グーグル親会社アルファベットと、対話型人工知能(AI)を開発する新興企業アンスロピックの資本提携関係について、英国における競争を弱めないかどうか審査していると明らかにした。写真はアルファベットのロゴとフィギュア。ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで2月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)

Martin Coulter

[30日 ロイター] - 英競争・市場庁(CMA)は30日、グーグル親会社アルファベットと、対話型人工知能(AI)を開発する新興企業アンスロピックの資本提携関係について、英国における競争を弱めないかどうか審査していると明らかにした。

8月13日まで意見を募集中で、正式な調査に乗り出すかどうかを決定する。

アンスロピックは、マイクロソフトが出資するオープンAIの「GPT」シリーズと並んで成長が有望視されている対話型AI「クロード」を開発。昨年アルファベットから5億ドルの出資を受け、今後15億ドルの追加出資の約束も取り付けた。またグーグルのクラウドサービスを事業に活用している。

一方で世界中の競争当局はこうした新興企業と巨大IT企業の大規模提携に対する警戒感を強めており、先週にはCMAが米国や欧州連合(EU)の当局とAI業界の公正な競争確保に力を合わせて取り組むとする共同声明を発表した。

アンスロピックの広報担当者は、CMAに協力し、グーグルとの提携に関する「完全な構図」を提供すると述べた。その上で「われわれは独立した企業で、どのような戦略的提携や投資家との関係も当社の企業統治の独立性や、他者と手を組む自由を阻害しない」と強調した。

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