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UAE、AI企業G42と米下院スタッフの会談を阻止=米報道官

ロイター / 2024年7月31日 11時58分

 7月30日、アラブ首長国連邦(UAE)が今月、同国の人工知能(AI)企業G42幹部らと米下院スタッフとの会談を阻止していたことが、下院報道官の話で分かった。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで昨年12月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)

Alexandra Alper

[ワシントン 29日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)が今月、同国の人工知能(AI)企業G42幹部らと米下院スタッフとの会談を阻止していたことが、下院報道官の話で分かった。米マイクロソフトによるG42への投資計画を巡り、米国のAI技術が同社を通じて中国に流出しかねないとの懸念を米議員らが提起したことがきっかけだとしている。

報道官によると、UAEの駐米大使が「個人的に介入」し、下院中国特別委員会のスタッフとG42幹部及びUAE政府高官らとの会談を中止させた。スタッフらは16―19日、米エヌビディアなどの最先端半導体をUAEおよびサウジアラビアに出荷することなどについて話し合うために中東を訪問し、その一環として会談を求めていたという。

G42は中国と長年関係を築いており、マイクロソフトがG42に15億ドルを投資する計画を巡っては、高い機密性が求められる技術がそうした企業に流出することを懸念する声が米議員から上がっている。

下院中国特別委員会の報道官はロイターに対し、UAE側が会談を拒否したことで、「委員会はマイクロソフトとG42の合意についてますます懸念を募らせている」と述べた。

駐米UAE大使館の報道官は、下院委員会スタッフのUAE訪問については到着の直前に知らされたとし、「訪問を巡る意思疎通に明らかな行き違いがあった」と語った。

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