消費者態度指数7月は0.3ポイント改善、判断「足踏み」で据え置き
ロイター / 2024年7月31日 14時50分
7月31日、内閣府が発表した消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は前月比0.3ポイント改善の36.7と2カ月連続でプラスとなった。基調判断は「改善に足踏みがみられる」で据え置いた。都内で2018年3月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Yoshifumi Takemoto
[東京 31日 ロイター] - 内閣府が31日発表した消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は前月比0.3ポイント改善して36.7、2カ月連続でプラスとなった。ただ、3カ月移動平均値は5月以降前月比マイナスが続いているため、基調判断は「改善に足踏みがみられる」との従来文言を据え置いた。
指数を構成する4つの指標のうち、「暮らし向き」(前月比0.7ポイント上昇)、「雇用環境」(同0.3ポイント上昇)、「耐久消費財の買い時判断」(同0.4ポイント上昇)が改善した。
「収入の増え方」は、前月比0.2ポイント悪化した。定額減税などの押し上げ要因はあったものの、4月の賃上げから時間が経過したことが下押し要因となった可能性があると内閣府では分析している。
1年後の物価が上昇するとの回答比率は93.2%で、6月より0.6ポイント低下した。上昇するとの回答比率が前月からマイナスに転じたのは昨年12月以来。
物価が5%以上上がるとの回答が減り、2%以上5%未満上昇するとの回答が増えた。内閣府では、4月、5月と比べ新年度入りに伴う値上げや宿泊料金上昇の影響が和らいだ可能性があるとみている。
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