インド土砂崩れの死者151人に、行方不明者の捜索活動続く

　７月３１日、インド南部のケララ州ワヤナド地区で３０日に発生した土砂崩れではこれまでに少なくとも１５１人が死亡した。多数の人が依然として行方不明となっており、捜索活動が行われている。３１日撮影（２０２４年　ロイター/Francis Mascarenhas）

Chris Thomas　Jose Devasia

[チョーラルマラ（インド） ３１日 ロイター] - インド南部のケララ州ワヤナド地区で３０日に発生した土砂崩れではこれまでに少なくとも１５１人が死亡した。多数の人が依然として行方不明となっており、捜索活動が行われている。

同州では２０１８年にも洪水で多数の死者が出ており、今回の災害はそれ以来最悪の被害状況となっている。

州首相報道官はロイターの電話取材に対し、少なくとも１５１人が死亡し、１８７人が依然として行方不明だと語った。

テレビの映像からは救助隊がロープに引かれて泥水の流れを渡る中、多くの家屋が破壊され、木々が根こそぎなぎ倒されている様子がうかがえる。