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独アディダス、第2四半期は「イージー」除き北米で増収確保

ロイター / 2024年7月31日 17時25分

独スポーツウエア大手アディダスが31日発表した第2・四半期決算は、撤退した米ラップ歌手との協業ブランド「Yeezy(イージー)」を除く北米の売上高が前年を上回った。写真はニューヨークで2022年2月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Linda Pasquini Paolo Laudani

[31日 ロイター] - 独スポーツウエア大手アディダスが31日発表した第2・四半期決算は、撤退した米ラップ歌手との協業ブランド「Yeezy(イージー)」を除く北米の売上高が前年を上回った。

イージーの商品を含む売上高は為替変動の影響を除いたベースで8%減の13億ユーロ(15億1000万ドル)となった。同ブランドの取り扱いを大幅に減らしたことが主因だという。

アディダスは、米ラップ歌手カニエ・ウエスト氏の反ユダヤ的な発言を巡りイージーを打ち切った後、商品在庫の解消に注力してきた。

6月末時点で全体の在庫は1年前から18%減少し、45億ユーロ相当となった。

同期のアパレル売上高は6%増。サッカーユニフォームが2桁台の伸びを記録し、全体をけん引した。

欧州の売上高は為替変動の影響を除いたベースで19%増の19億ユーロとなった。

同社は今月半ばに第2・四半期の決算速報値を発表した際、通期の業績見通しを上方修正した。

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