パナソニック、プロジェクター事業をオリックスに売却 1185億円

７月３１日、パナソニック　ホールディングスは、子会社のパナソニックコネクトがオリックスに業務用プロジェクター事業などを売却すると発表した。写真は千葉で２０１７年１０月撮影（２０２４年　ロイター／Toru Hanai）

Miho Uranaka

［東京　３１日　ロイター］ - パナソニック　ホールディングスは３１日、子会社のパナソニックコネクトがオリックスに業務用プロジェクター事業などを売却すると発表した。事業ポートフォリオの見直しの一環で、事業譲渡額は１１８５億円。

業務用プロジェクター事業は今後、オリックスが８０％、コネクトが２０％出資して来年４月に設立する新会社が運営する。

オリックスはこれまで自己資金を活用し、主に中小企業の事業承継を含めたプライベートエクイティ投資事業を展開してきた。コネクトが持つ技術力や顧客基盤と同社の事業投資ノウハウを生かして、企業価値向上を目指す。