中国製造業PMI、10月は50.1に上昇 6カ月ぶりに50上回る
ロイター / 2024年10月31日 11時39分
10月31日、中国国家統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1で前月の49.8から上昇した。写真は2020年3月、浙江省杭州市の工場で撮影。チャイナ・デイリー提供(2024年 ロイター)
[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1で前月の49.8から上昇した。景況拡大と縮小の分かれ目となる50を6カ月ぶりに上回り、一連の新たな景気刺激策を巡る当局の楽観的な見方を支持する内容となった。
PMIはロイターがまとめた市場予想の49.9も上回った。
10月のサービス業と建設業を含む非製造業PMIも50.2と、9月の50.0から小幅上昇し、景況拡大・縮小の分かれ目となる50を上回った。
製造業とサービス業を含めた総合PMIは50.8だった。
不動産市場の落ち込みと消費者信頼感の軟調が投資を抑制する中、政策当局者は9月下旬に発表した追加金融刺激策が中国経済を安定させ、融資と投資を再び活発化させると期待している。
国内の製造業は生産者物価の急落と受注減少によりここ数カ月間落ち込んでいる。さらに、唯一の明るい兆しであった輸出は先月低迷し、第3・四半期の経済成長率は2023年初め以来の低水準となった。
ロイターは29日、11月4─8日に開催する中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会で、当局が経済支援に向け今後数年間で国債など10兆元(1兆4000億ドル)超の追加発行を承認することを検討していると事情を知る複数の関係者の話として報じた。
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